一級建築士事務所:吉田建築設計室


既製品の電動物干にひと工夫した、手を高く上げなくても干せる室内物干
小さな滑車とワイヤで電動物干の4本の竿のうち外側の2本が天井から1.5m下まで降りてくるように改造した。既製品のストロークは80pしかないので、背が高く元気な人にしか使えないが、このようにすれば竿の位置はかなり低くできるので使える人の範囲が広がる。ただし、壁の支点に耐力の半分を吸い取られるので、15s用を使ったが干せる洗濯物は7.5s分になる。
作り方:まず電動物干を施工要領に従って天井に取り付ける。次に外側の2本の竿を外し、竿の支点4カ所に滑車をつける。滑車にワイヤをわたらせ、一方の端を壁のフックに、反対側の端を竿に結びつけ、長さを調整する。
素材の電動物干:松下電工 ホシ姫サマCWF8405RC  電動リモコンタイプ15s用98年カタログ価格\145.000

(上左)竿がいっぱいに下がった状態 (上中)リモコンスイッチを入れると2段の竿は上昇を始める (上右)竿収納時は2段が同列になって天井へ


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